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わたしたちの研究室では、染色体異常の発生メカニズムの解明を目的とした研究をおこなっています。染色体異常は、精神発達遅滞の原因の中で最も頻度の高いものです。また、不妊症や、習慣流産の原因の中でも染色体異常の占める頻度は高いことがわかっています。このような染色体異常が、なぜ、どのようにして発生しているのかはまだよくわかっていません。しかも、現代のような少子化、母体の高齢化の時代において、生殖補助医療の進歩も相俟って、たいへん重要な研究テーマとなっています。

染色体異常はダウン症候群などの数的異常(異数性)と、転座や部分欠失のような構造異常とに分類されます。わたしたちは、これらの染色体異常に至る分子メカニズム同定に向けて、次世代シーケンサーやマイクロアレイを利用したゲノム解析、種々のモデル生物を用いた解析など、最新の分子生物学的研究手法を駆使して、研究活動を行っています。

また、出生前診断や着床前診断に関して、次世代シーケンサーやマイクロアレイなどの新しい技術を利用した新規診断法の開発研究も行っています。遺伝学的検査に関しては、外部施設からの依頼検体も受け入れています。

研究活動に加えて、わたしたちは藤田保健衛生大学病院・遺伝カウンセリング室で、さまざまな遺伝性疾患・染色体疾患の患者さんやそのご家族への情報提供や意思決定の支援をおこなっています。また、当施設は臨床遺伝専門医研修施設に認定されており、臨床医の臨床遺伝専門医の教育、そして、大学院・認定遺伝カウンセラー養成課程の支援などの人材育成も積極的に行っています。

新着情報

お知らせ

第7回 疾患遺伝子網羅的解析センターワークショップ開催

近年の次世代シーケンサーの普及に伴い、網羅的遺伝子解析などの手法が 飛躍的に発展してきました。さらに長鎖のDN…

2017年6月14日(水)第3回学内研究シーズ・ニーズ発表交流会

2017年6月14日(水)「学内研究シーズ・ニーズ発表交流会」が開催され  学内の研究者の相互交流とコラボレー…

2017年6月、医療科学部卒論生を迎えました

2017年度、分子遺伝学研究室は卒論生1名を迎えました。

平成29年度 大学院生のための分子生物学技術講座「網羅的DNA解析技術」

平成29年度 大学院生のための分子生物学技術講座「網羅的DNA解析技術」が倉橋教授により行われました。疾患の遺…